ぶらり旅  2006年 2月10日 東海道 水口から石部宿
                            

   ブログには書いたが東海道の水口から石部宿をHPにUPしてなかった。
   近いうちに小関越分岐から三条大橋を歩いて東海道の愛知県から京都間を整理しようと思い、
   水口から石部間をぶらり旅街道に追加する。
    近江鉄道「水口石橋」駅から東海道を1キロほど戻り、水口宿の「東見付」から歩き始める。
    町の角ごとに「東海道五十三次 ・・・町」の標柱が建つ道を行く。
              
        水口宿 東見付        町名標柱の立つ旧道           本陣跡
  
  県道を横断して右にカーブする道を行くとすぐ左手に細い路地があり奥に本陣跡がある。
  路地の入口に東海道水口宿の説明板がある。
  本陣跡からさらに行くと三叉路になり、真ん中に高札場跡がある。旧道は真ん中の道を行く。
  古い家並みの残る道を行くと問屋場跡の標石がある。
               
          高札場跡            古い家が残る旧道           問屋場跡

  少し旧道を外れ芭蕉句碑がある「大岡寺」へ立ち寄る。
  山門を入った右手に句碑がある。
  「命二つの中に生きたる桜かな」貞享二年(1685)
 野ざらし紀行で、伊賀上野の門人土芳との再会の吟である。

  旧道に戻り水口宿を行く。



   アーケードの本町商店街をから石橋駅を見て道は先で枡型に折れる。
      林口一里塚を見て西見付(確認できなかった)を過ぎると何もない道を
      ひたすら歩く。
   
   西に延びる真直ぐな道を、途中の北脇畷に残る松並木を見ながら泉集落へ入り、集落を抜けて左に折れ
   泉川を渡ると右に泉の一里塚跡がある。道は野洲川堤防の大常夜灯が建つ横田渡跡に突き当たる。
       
    泉の一里塚跡          横田渡跡               大常夜灯と野洲川の説明板
   右に折れて国道1号線で横田橋で野洲川を渡り左に旧道に入る。旧道は川岸を少し行き途中で戻るが、
   今回はそのまま進む。 JRの三雲駅を過ぎて草津線を越えて左に折れると、しばらくは何もない旧道を
   ひたすら歩く。やがて大砂川のトンネルをくぐる。ここは天井川で大砂川は上を流れる。
   くぐった先に弘法の杉があると説明板が立つ。夏目集落に入り再び由良谷川の天井川をくぐる。    
          
        大砂川の天井川        弘法杉案内板           由良谷川の天井川
  針、柑子袋集落を抜け、落合川を渡ると石部に入る。宿集落の家並みを見ながら先を行く。
  高札場跡、「明治天皇聖蹟」の碑がある小島本陣跡(これは水口宿本陣も同じであった)を見てすぐ先の
  茶屋手前を左に入ると「真明寺」。 山門を入った左先に、本堂と向うように芭蕉句碑が建つ。
  「つつじいけてその陰に干鱈さく女」貞享二年(1685)の吟。
   
   石部の街道            高札場跡            小島本陣跡        真明寺芭蕉句碑
   野ざらし紀行は江戸に帰る途中で、今日歩いてきたのとは逆になる。東海道はこの先、伊勢落、林、
   六地蔵から草津へ向う。
  

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