ぶらり旅  2008年 5月26日 中山道・中津川から大井 

  久しぶりに中山道歩きの再開です。
  
  今回は東から西へ、中津川から大井(恵那)までの逆歩きでした。
  
  駅から東に少し行って行って旧中山道に入ります。
  宿の中心部には脇本陣、本陣跡などの標柱が立つだけですが、
  町には連子格子の商家など古い建物が残り旧道の雰囲気があります。

    
                          脇本陣跡         本陣跡                庄屋跡            
      
                宿場の町並み                         高札場跡                            
  左、右と曲がる枡形の道を抜けて中津川橋にでる。
  広い道を渡り左、右と折れて直進し小手の木坂を登ります。
  坂之上にある多くの道標を見ると「中津の一里塚」の碑。
  この辺りは古代の官道・東山道の坂本駅が置かれていたと言われる。

   
     中津一里塚跡                   東山道道標
 
  この先道は国道に出るが、中央道中津川ICの近くで付替え道路に出るが、
  この辺りは案内板で確認しながらの歩きになる。


            
 
 アプローチ道路を回り込んだら再び旧道に出る。
 「千旦林村の高札場跡」の標柱を見るとやがて道は左に分岐する。
 
 中央に道標が立つ。


 ここからは田園風景の広がる気持ちの良い道を行く。                              
  道は少し広い道と交差するがその傍が「坂本立場跡」、
  「茄子母村高札場跡」の標柱を見て集落を抜けて先を行くと「尾州白木改番所跡」の標柱を見る。
  街道筋に建ち並ぶ標柱に旧街道の面影が偲ばれます。

  「明治天皇茄子川小休止所」の石表が建つ屋敷跡を過ぎると秋葉山道の分岐、
  角に常夜灯が建つ。   
      
  坂本立場跡        高札場跡        改番所跡の標柱              秋葉山道 常夜灯
  道は広久手坂を登りさらに行くと、「中山道 是より大井」の石碑、
  そして「中山道 岡瀬澤」の碑があり恵那市に入る。

  待ち構えるような急坂の甚平坂を登ると「関戸の一里塚跡」。
  過ぎて眼下に恵那市を見ると車道を横切るように直進する。
  下っていくと途中に「上宿石仏群」、すぐに高札場を見て先で左に直角に曲がる。
  大井の宿である。
  
      甚平坂           関戸一里塚跡     上宿石仏群             高札場跡 
                      
  
  
  曲がるとすぐに大井宿本陣跡である。
  
  ここから旧庄屋屋敷や宿役人の家など格式のある古い屋敷が残る旧道は
  右に、左にと折れる枡形が続きます。

  
  市神神社の前を左にとり、さらに右、左と折れると大井橋。
  「木曽街道六十九次」の画が掛かる大井橋を渡って直進すると駅前通り、
  道は更に西へと行きますが、大井の宿はここまででした。
  

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