ぶらり旅     京街道  2008年 6月23日  樟葉から守口
                                    7月12日   守口から高麗橋    

  
  ほぼ一年ぶりに再開した京街道でした。
  今回は6月、7月との2回になりましたが昨年の続きを樟葉から大阪高麗橋までまとめました。
 
  2008年 6月23日   樟葉から守口  

  忘れていたような10ヶ月ぶりの京街道でしたが樟葉から再開です。

  京阪楠葉駅から淀川の堤防に出ます。
  目の前に広がる「樟葉パブリックゴルフ場」の緑の芝生が綺麗な梅雨の合間でした。
  しばらくで堤防から別れ、樟葉橋を渡って左に折れ上島町から京阪の線路沿いを行きます。


    京阪「牧野駅」で踏み切りを渡り斜めに穂谷川沿いの道を進みます。
    黄金野辺りで川から離れ右にカーブして行き再び京阪の踏切を越えて三栗へ。

    交差点で府道に戻りしばらくは府道歩きに。
    磯島の交差点で府道から離れ、ほんの少し旧道を歩き川に突き当たれば府道に戻り
「鵲橋」を渡って
    左に折れると「枚方宿東見付跡」、橋の袂に「鵲橋跡」の碑があります。

 
   樟葉ゴルフ場                鵲橋跡の碑               枚方宿東見付への道 

      
        東見付跡                  枚方橋跡                  宗左の辻 道標

  東見付跡からは旧道らしい道を行き、京阪「枚方市駅」裏の繁華街を抜けて行きます。

  ちょうど曲がり角が「宗左の辻」、道は右に直角に曲がって商店街の中へ。
  抜けると「枚方宿」の中心部に入ります。

  この辺りから雨になりました。チョッと辛い雨です。

  「本陣跡」、「浄念寺」を見て右に回りこむと「鍵屋資料館」。
  淀川を行き交う三十石船の船客を相手に食べ物を売った枚方くらわんか舟の舟元、
舟宿の鍵屋の母屋が
  公開されていて、その様子が資料館に展示されています。

         
          本陣跡                    道標             街道の枡形
 
                       「鍵屋資料館」と「くらわんか舟」の模型

  鍵屋を出るとすぐ先が「枚方宿西見付跡」、すぐに「水面廻廊」があります。

  「枚方大橋」から来る道と府道が交差する下をくぐり伊加賀西町に入るんですが少々道を外しました。
  何とか戻り光善寺に向かいます。

  この辺りはなぜかややこしく細い道をうろうろします。
  出口の町を縫って行き出口6丁目で再び淀川の堤防に出ます。

  ここから長い雨の堤防歩きが始まります。
  先に見えます三つの橋、「淀川新橋」、「鳥飼仁和寺大橋」そして「鳥飼大橋」まで、右に淀川河川公園を
  見ながらの歩きでした。
  途中にあった「茨田提跡」、「茨田樋跡」を見て行きます。

                   
         「西の見付跡」                                               橋から見た左右の水面廻廊

  鳥飼大橋を過ぎてようやく堤防から離れますが、この辺りも判然としません。
  たびたび道を外しながら旧道を拾って行きます。

 
    守口宿本陣跡の駒札              宿の街道「文禄堤」

  八雲西町から浜町と行き「南宗寺」を見て右折、すぐに本陣跡です。
  八島交差点で鋭角に左に折れて本町へ入ると京阪「守口市駅」。

  旧道は直進して行きますが、今回はここまででした。
  2008年 7月12日   守口から大阪高麗橋


  守口からの再開です。

  駅から旧街道に入りすぐに鍵の手に二度曲がります。
  市民会館の角にある道標です。

  ここから京阪本通りをしばらく歩き今市一丁目で旧道に。
  
この辺りから道は商店街を抜けていきます。
  
まずは森小路商店街、入口に道標があります。
  
看板も街道商店街の雰囲気がそのままです。
  新しい道標が要所にあります。

 
      市民会館の道標          森小路商店街入口と道標          京かいどう商店街看板

  新しい道標が要所にあります。
  次が旭国道商店街、抜けて小刻みに曲る道を行くと野江内代、
ここで道を外しました。

  手元の地図では南に行くことになっているんですが、なぜか西に。
  しばらく迷いながらようやく旧道に戻りましたが、
これも途中で外します。

  今回も含めてこの街道はよく道を外しました。
  ようやく旧道に戻った時はすでに京橋商店街でした。

         
          
           京橋             八軒家船着場跡碑         熊野街道案内板  


  京阪モールの傍をすり抜けて旧道を行きます。

  野田橋跡を過ぎて京阪電車の線路下をくぐり外堀通りを渡ると寝屋川に架かる京橋です。

  かっての京街道の起点だった京橋口。
  江戸時代にここから高麗橋に起点が変わっています。

  道は少し巻いて再び外堀通りに出ます。
  途中「八軒屋船着場跡」、かっては京の都から大川(淀川)を下った舟が、ここ渡辺之津(窪津)に集まり
  大変賑ったところです。
  この先で「熊野街道案内板」を見て行き、天神橋を過ぎて阪神高速の手前で左に折れます。

                   
            京街道起点の高麗橋             橋の袂の案内板

  すぐに高麗橋に着きます。
  橋の袂には案内板と「里程元標跡碑」、そしてかっては欄干に使われていた?擬宝珠がありました。
  
  京街道の起点です。

  京都伏見から逆歩きになりましたが、ようやく到着でした。      

  

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